マットレスを使うときの輻射熱対策は? おすすめの方法6選

輻射熱(ふくしゃねつ)というのは、太陽から出る電磁波が変化した熱のことであり、建物の壁などを通って伝わります。

日ざしが強くなる夏の時期は、この輻射熱の影響により、かなり暑苦しさを感じてしまうものです。

マットレスを使っているとき、そのような不快感を強く感じると、ぐっすり眠ることができず、睡眠不足になる可能性があります。

それを避けるためには、対策の方法を知っておくようにしましょう。

太陽光を遮る

輻射熱は、太陽光が多く降り注ぐ日中の間に、壁などに蓄積されてしまいます。

それが夜になっても残っているため、周囲の温度が少し下がっても、家の中では暑苦しさを感じるようになってしまうのです。

マットレスを快適に使うためには、なんとか蓄積を軽減しなければなりません。

夏は太陽光が強くなるため、どうしても輻射熱がたまりやすくなります。

それを少しでも和らげることができれば、寝るときまで暑さに悩まされずに済みます。

ここで重要になるのが、太陽光を遮るためのアイテムです。

「すだれ」「よしず」といったアイテムを設置することで、壁に当たる太陽光を防ぎ、輻射熱の蓄積を抑えることが可能になります。

日中にそうした対策をしておけば、夜は快適に過ごすことができるのです。

少し離す

すだれ、よしずによる対策を行うときは、隙間から風を取り込むことも重要なポイントになります。

できるだけ涼しい風を入れておけば、室内の温度が下がり、気持ちよく眠ることができるのです。

そのため、設置するときは壁に密着させず、少し距離を空けることをおすすめします。

適度に距離があると、風の通り道を確保できるため、効率よく風を取り込むことができます。

壁の熱を防ぎつつ、風もしっかり入れるようにして、暑い夏を乗り越えましょう。

壁にくっつけない

マットレスに輻射熱の影響を与えないようにするなら、あまり密着させるような使い方はNGになります。

輻射熱がたまった壁に押し付けて使った場合、暑苦しさがどんどん強くなり、とても眠れないほどの不快感を感じることもあるのです。

そのため、ベッドの設置場所には十分注意してください。

ベッドを壁に寄せて置きたいときは、ぴったりとくっつけてしまうこともありますが、それでは輻射熱の影響から逃れることができません。

暑くなった壁に接することで、マットレスの温度も上昇してしまいます。

涼しさを確保するには、熱を発しているものから離れることが大切です。

壁に寄せるとしても、密着させるのではなく、少し距離をとってください。

その点に気をつけて設置すれば、寝苦しさを軽減することができます。

湿気対策にも

マットレスを壁に密着させない方法は、通気性を高めるためにも有効な方法になります。

壁にくっつきすぎていると、ベッド周辺の空気の流れが滞ってしまいますが、離して設置しておけば、うまい具合に通り道をつくることができます。

その状態なら、湿気の蓄積がひどくなることはありません。

湿気が多いと蒸し暑さに拍車がかかり、余計に寝苦しくなってしまうので、ベッド周りの通気性には十分注意してください。

低いベッドと組み合わせる

輻射熱は、壁だけでなく、屋根にもたくさん蓄積されてしまうため、高いベッドをで寝ていると、暑さを感じやすくなります。

熱がこもった天井と距離が近くなるため、暑苦しさが増してしまうのです。

そのため、マットレスと組み合わせるベッドの選択は、慎重に行うようにしてください。

涼しくするためには、高いものより、低いものの方が適しています。

二段ベッドやロフトベッドを使うと、輻射熱に近づいてしまうので、なるべく避けるようにしましょう。

どうしても使わなければならないときは、せめて調整できるものを選んでください。

常に一定の高さではなく、自由に変えて使うことができるものなら、少しは距離をとることができます。

部屋の高さに合わせて調整し、寝苦しさを和らげましょう。

屋根の下で使わない

輻射熱から距離をとって影響を受けないようにするためには、ベッドだけでなく、部屋の変更も検討してみてください。

屋根のすぐ下になる部屋は、他の部屋よりも熱を感じやすくなるものです。

特に、二段ベッドなどの高いベッドを使っていると、暑苦しさに悩むことは多くなります。

高さの調整ができない場合は、すぐ上が輻射熱のたまり場になってしまうため、なかなか涼しくなりません。

そのような事態を避けるためには、部屋を変える方法も有効になります。

屋根の直下階を避けることで熱が遠ざかり、問題を解決できる場合があるのです。

壁に近すぎる場所だけでなく、屋根に近い場所もうまく避けて、最も涼しいところで寝るようにしましょう。

サーキュレーターを使う

輻射熱から離れるといっても、ベッドをそう簡単に移動できるとは限りません。

他の部屋との兼ね合いで動かすことができず、高いベッドでもそのまま使わなければならないときは、別の対策が必要になってきます。

そんなときにおすすめなのが、サーキュレーターで空気を循環させる方法です。

暖かい空気は上に集まる性質があるため、高いところで寝ていると、輻射熱によって上昇した室内の熱気がもろに周囲を包み込みます。

これを防ぐには、空気をなるべく動かすようにして、上と下の温度差を和らげるようにしましょう。

空気があまり動かない状態だと、足元の方は涼しくても、上は蒸し暑くなってしまいます。

しかし、サーキュレーターでしっかりと循環させておけば、上だけが必要以上に暑くなることを避けられるのです。

扇風機よりサーキュレーター

空気を動かせるアイテムといえば、夏の定番である扇風機も役立ちそうですが、サーキュレーターに比べると、効果は高くありません。

確かに空気の循環はできますが、風がやたらと拡散することになるため、あまり効率よく動かすことができないのです。

そのため、確実に循環を行うなら、できるだけサーキュレーターの方を使ってみてください。

きちんと空気の循環ができれば、部屋の上下の温度差を緩和し、快適に眠ることができます。

適度にエアコンを使う

マットレスを使うときの暑苦しさをより抑え込むためには、部屋の温度を下げるための工夫を行いましょう。

エアコンで部屋の中を冷やすと、輻射熱で熱くなった壁の温度も少し下がります。

そのため、寝るときに少しエアコンを入れておくことは、暑苦しさの軽減には効果的な方法なのです。

エアコンの冷気が苦手な場合は、タイマーをセットして、一晩中冷やさないようにしておきましょう。

26~28度くらいを目安に適度に冷やせば、気持ちよく眠ることができます。

事前に冷やしてからタイマー

タイマーで少しだけ冷やす場合は、寝る直前にいきなり入れるのではなく、もっと前から使っておくことをおすすめします。

これは、タイマーで停止したあとの温度の上昇を防ぐためです。

寝る直前から使い始めると、壁をうまく冷やしきれないことがあるため、止まったあとはどんどん暑くなり、元の温度まで戻ってしまいます。

そうなると、明け方までの時間は寝苦しいままになり、ぐっすり眠ることができません。

これを防ぐには、あらかじめ部屋を冷やしておき、それからタイマーを使うようにしてください。

時間をかけて念入りに冷やしておけば、壁の温度も十分に下げることができるため、止まったあとの室温の上昇を抑えることができます。

まとめ

マットレスを使うときは、なるべく快適な環境を整えておきたいものです。

輻射熱で蒸し暑くなった部屋の中では、いくら通気性のよい製品を使っていても、気持ちよく眠ることはできません。

睡眠不足で体調を崩さないためには、ここで紹介した対策をしっかり行うようにしてください。

輻射熱の影響を防ぎながら使っていれば、涼しい環境でぐっすり眠ることができます。