ウレタンマットレスのよくない使い方は?6つのNGポイント

ウレタンマットレスは、体を柔らかく受け止めてくれる寝具であり、気持ちよく眠ることができます。

ただし、通気性の低さには注意しなければなりません。

湿気がたまりやすくなってしまうので、適当な使い方をしていると、カビが生えてしまうこともあります。

では、避けるべきNGポイントについて、対策と一緒に詳しく説明していきましょう。

敷きっぱなしで動かさない

湿気がたまりやすいウレタンマットレスは、毎日敷きっぱなしのまま使ったりすると、どんどん湿度が上昇していきます。

これは、空気の通り道を塞いでしまうことが原因です。

長く敷きっぱなしにしていると、常に隠れている裏面は、空気に触れる機会がありません。

ぴっちりと密閉されたような状態になり、湿気を逃がすことができなくなるのです。

そうなると、湿気の蓄積がだんだんひどくなり、最終的にはカビの繁殖が起こってしまいます。

これを防ぐためには、裏面もしっかり空気に晒し、こもりがちな湿気を少しでもとばすことが大切です。

日光を当てずに干す

敷きっぱなしにしないで空気に晒すとなれば、最も有効な方法は、定期的に干すことになります。

ときどき起こして乾燥させる作業を行っていれば、裏面にたまった湿気を軽減できるため、カビの繁殖も抑えられます。

ただし、ウレタンの製品を干すときは、日光を確実に避けるようにしてください。

通常のマットレスなら、日当たりのよい場所に移動させ、しばらく日光を当ててやれば、問題なく乾かすことができます。

洗濯物などを干すときと同じように、日光が水分を蒸発させてくれるのです。

ところが、ウレタンの製品で同じような干し方をすると、余計なダメージを与えることになります。

ウレタンは日光に弱いため、普通の干し方では、劣化を早めてしまうのです。

この問題を解決するためには、日光を当てない「陰干し」をおすすめします。

陰干しは、日陰に干す方法であり、風通しのよい場所であれば、十分に湿気をとばすことができます。

日光が弱点となるウレタンにはぴったりな干し方なので、湿気対策をするなら、ぜひ試してみてください。

起きるたびに立てる

敷きっぱなしを避け、定期的にしっかりと干しておけば、かなり湿気の蓄積を抑えられるようになりますが、より効果的な対策をするなら、毎日できる作業にも注目してください。

朝起きたあと、敷いたまま放置するのではなく、立てかけるようにしておくと、裏面を空気に晒すことができます。

それだけでも湿気の蓄積は軽減できるので、起きたら必ず行うように癖をつけていきましょう。

片側だけ上げる

敷きっぱなしを避けて湿気を軽減するなら、いらない箱や雑誌などを挟み、片側を持ち上げる方法もおすすめです。

そうすることで、裏にも空気の通り道を確保することができます。

ただし、それだけでは効果が弱いので、扇風機も利用してみてください。

露出した裏面に扇風機で風を当てれば、さらに湿気をとばすことができます。

大きくて動かしにくいものだと、立てかけるだけでも苦労することがあるので、こうした工夫もしっかり行うようにしましょう。

同じ面だけに寝る

ウレタンの製品は、同じ面ばかり使っていると、湿気の蓄積を抑えられなくなります。

これは、裏になる面が常に固定されてしまうためです。

同じ面を毎日使うということは、裏になって湿気がこもる面も、ずっと変わらないことになってしまいます。

そうなると、片面にだけ湿気が集中してしまうのです。

これを避けるためには、使う面をローテーションさせてください。

ときどき裏表を入れ替えるようにすると、全体をまんべんなく空気に晒すことができるため、偏りは起こりません。

裏になったときに湿気がたまっても、表になれば少し軽減されるため、いつまでもため込まずに済むのです。

負荷の分散

使う面のローテーションは、体重による負荷を集中させないことで、へたりを防ぐ効果もあります。

片側だけにダメージを集める使い方だと、どうしても劣化が進んでしまいますが、どちらも同じくらい体重をかけるようにすると、負荷がうまい具合に分散するため、へたりも遅くなるのです。

できるだけ長持ちさせるためにも、しっかりローテーションを行うようにしましょう。

剥き出しのまま使う

上に何も敷かず、むき出しのままの状態で体を乗せたりすると、寝汗が多く染みこむことになります。

そんなことになれば、湿気の蓄積を防ぐことができません。

寝るときにかく汗の量は意外に多く、コップ1杯が満杯になるくらい出ていることもあります。

そのため、直接寝てしまうのはNGです。

寝汗の染みこみを防ぐためには、シーツやベッドパッドなどを必ず使うようにしてください。

染みこむ手前でしっかりガードしてくれるものがあれば、蓄積がひどくなることはありません。

壁に密着させる

ウレタン製品の湿気を抑えるためには、なるべく風通しをよくしておく必要があります。

素材の通気性が低いのであれば、せめて周囲の通気性だけでも確保しておかないと、湿気がたまりやすくなってしまいます。

そこで注意したいのが、壁との距離です。

ベッドを壁に寄せ、マットレスがぴったり密着するような状態になると、空気の通り道を塞ぐことになります。

周りの通気性に注目するなら、そのような使い方は避けるべきです。

壁に寄せるなら、10cmくらいの距離をとり、空気が通る隙間を空けておくようにしましょう。

床にそのまま敷く

周りの通気性をよくするためには、床に敷くときも注意が必要です。

直接敷いてしまうと、裏面が床に密着するため、空気の流れが滞ることになります。

そうなれば、どうしても湿気がこもりやすくなり、蓄積がどんどんひどくなっていくのです。

湿気が逃げやすくなるような通気性を確保するには、裏面と床の密着を避ける必要があります。

そのためには、すのこを使ってみましょう。

直接敷くのではなく、先にすのこを設置してから、その上に敷く方法がおすすめです。

この敷き方なら、裏と床が密着することはありません。

空気が通るための隙間をきちんとつくっておけば、湿気を逃がすことができるのです。

結露対策も

床で使うときは、除湿シートを挟む方法もおすすめです。

冬になると、床の冷気と体温の温度差で結露が発生するため、水分を吸収できるものがないと、裏面が濡れてしまいます。

濡れるほどの湿気があると、カビが繁殖するには最適な環境になってしまうので、放置するのはよくありません。

しっかり水分を吸収して、常に清潔な状態で使うようにしましょう。

ジメジメした部屋で使う

ここまでNGポイントと一緒にいろいろな対策を紹介してきましたが、その効果を確実に得るためには、部屋の中の環境が重要になります。

こまめに干したり、便利なアイテムを使ったりしても、常にジメジメした場所に敷いていると、湿気を軽減することはできません。

対策の効果を高めるためには、換気をしっかり行い、部屋の湿度を下げるようにしてください。

湿度の低い部屋の中であれば、効果を弱めるようなことはなくなります。

まとめ

どんなマットレスを使うときでも湿気対策は大切ですが、通気性の低いウレタンの製品を使うときは、より重要な要素になってきます。

油断していると、簡単にカビが生えてしまうこともあるので、十分注意してください。

ここで紹介したNGな使い方を避けていれば、湿気の蓄積は抑えることができます。

きちんと対策をして、気持ちよく眠れるようにしましょう。